
この夏、一人旅で鎌倉へ行ってきました。
鎌倉を訪れた理由は二つ。
僕自身、唯一観ているドラマが
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』

舞台が鎌倉ということもあり
タイムリーな観光スポットであること。
もう一つの理由は
今から15年前の夏、当時 第一子出産を控えた身重の奥さんと
二人で訪れた思い出の地を、またいつか訪れたいと思っていたこと。
かつて訪れた場所をノスタルジックな気持ちとともに
今回は一人で再訪してきました。
目指すは「鎌倉三大観光スポット」的な
鶴岡八幡宮・鎌倉大仏・江の島&江ノ電です。
旅のスタートは東京駅。

午前10時。
ちょっと遅めのスタートかも知れません…。
折角なので東京駅丸の内駅舎を見学。
<丸の内駅舎>
1914年創建 鉄骨レンガ構造

東京駅丸の内駅舎
見どころは東京駅南北ドームの天井
鷹や干支のレリーフがあしらわれ、まるで芸術作品のようです。

一見の価値あり!
ついでに丸の内界隈をぶらり散策。
MARUNOUCHI STREET PARK

ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI

絵になる街並み

東京は高層ビルがたくさん。
高さ制限のある京都には無い景色。
※以前、東京方面から京都に来られた方々の会話を思い出す…。
『京都は建物が低いから、東京より空が広く感じるよね』と。
そういう意味で、高層ビルに囲まれた東京の空は狭く感じるんですね。
東京駅から皇居まで往復した後…

東京駅10:54発

JR横須賀線<逗子行き>に乗って、約1時間

11:53 鎌倉着‼

駅舎も雰囲気ありますね

観光客で賑わう小町通りを経て…

<鶴岡八幡宮>

僕が15年前に訪れた時、『舞殿』は改修工事中。
こんな感じで本物さながらの防護シートに覆われていました。

これはこれでレアだったかも知れませんね。
今回は立派な舞殿を見れました。


石段を登って

本殿

振り返ると、遠くに相模湾。
心地よい潮風を感じます。

参拝後、宝物殿を拝観

息子へお土産に『金運』の御守りを授かりました。

次に訪れた『大河ドラマ館』 (鶴岡八幡宮境内)

料金 大人1000円 小人500円

モダンな造りの鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

撮影OK箇所 多数あります。
※大河ドラマに興味のない方すみません…m(__)m
逆に、『鎌倉殿の13人』をご覧の方は、各シーンが思い出されると思います。
<館内の様子>


<展示品>
・登場人物のパネル
源頼朝(大泉洋)

北条時政(坂東彌十郎)

三浦義村(山本耕史)

etc…
・北条義時(小栗旬)の衣装
義時と言えば、この鶯色のイメージですね。
頼朝から『義時を持って家臣の最となす』と称された。

・源頼朝(大泉洋)
白を基調に『桑の実色』の差し色が特徴的。
言わずと知れた鎌倉幕府初代征夷大将軍。

・二人が並ぶと…

・北条政子(小池栄子)
スモーキーな黄緑色を基調に鮮やかな刺繡が見事。


・比奈(堀田真由)
『花葉色』を基調に、絞り染めによる雲の柄。
プチ情報:ゼクシィのCMでお馴染みの堀田真由さんは滋賀県長浜市出身だそうです。

・小四郎(義時)と比奈さん、お似合いだったな…(※個人的な感想です)

・畠山重忠(中川大志) 坂東武者の鑑
「戦など誰がしたいと思うか!」 心に響く台詞でした。
『藍鉄色』を基調に、くすみがかった『錆浅葱色』の小袖の組み合わせ。

・源義経(菅田将暉)
鎧は位の高い騎馬武者が着用する重厚な鎧。兜は獅子が睨みをきかす。

平家滅亡の立役者だったが…

・源頼朝 狩衣装 <富士野の巻>

着物には金色で鶴の刺繍。弓を射るための射籠手にも金糸の紋様。

足元防御のための行縢(むかばき)は、アザラシの革を用いたとされる。

日本特有の『伝統色』
古より伝わる日本人の美意識と繊細な表現力は継承したいですね。
<撮影使用品>
過去のシーンが思い出されます
大姫の呪文[おんたらくそわか]etc…


主な人物相関図

※撮影不可のエリアあり。滞在時間は約30分でした。
敷地内には蓮の花が群生

鶴岡八幡宮を後に鎌倉大仏を目指します!
鎌倉大仏まで江ノ電で3駅ですが、敢えて徒歩20分を選択。
時間に余裕がある時は、旅先をのんびり歩くことで

その土地の生活に少しだけ触れる事ができますね。

<鎌倉大仏(高徳院)>
青銅色が特徴的な鎌倉大仏

開閉式の背中も特徴的

大仏様の藁草履 片足約90cm×180cm 45kg

最後の目的地、江の島へ

江ノ電 車窓から

湘南海岸に江ノ電の車両が似合いますね。
<江の島駅>

駅から10分ほど歩くと目の前に江ノ島

潮風が心地良いのですが、一人で居ることに切なさを感じて早々に江ノ島を後にしました。


日も陰りはじめ秋を感じる空。

鎌倉三大観光スポットを巡れたので帰路へ
鎌倉駅地下通路に描かれた『鎌倉殿の13人』をパノラマ撮影

帰路は横浜から夜行バスなので、バスの時間まで夜景がきれいな桜木町辺りを散策
ランドマークタワー

日本丸

よこはまコスモワールド

近未来的な景色も混在

どこを切り取っても絵になる景色


22:40横浜(発夜行バス) →5:30京都着にて旅は終了

自分のペースでのんびり楽しめた今回の鎌倉。
ノスタルジックな時間を過ごせたと同時に
一人で居ることに一抹の切なさを感じた旅でした(^_^;)
僕にとって鎌倉は『思い出の地』の一つ。
次は、いつ誰と訪れるのでしょうか…。

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』もいよいよ終盤。
皆さんも機会がありましたら鎌倉へぜひ。
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