
2020.10
今年の大河ドラマ『麒麟がくる』もいよいよ後半戦。
「大河観てないよっ」
「歴史そんな興味ないよ」っていう方、すいませんm(_ _)m
でも安心して下さい。
この投稿は決して高尚な内容ではありませんw
『麒麟がくる』は戦国時代の明智光秀が主人公のドラマです。
皆様、明智光秀ってどんなイメージをお持ちですか?
・本能寺の変で主君の織田信長を討った人。反逆者。
それから…
・三日天下。
僕自身はそんな感じですかね。というかそれ以外の事はよく知りません。。
どちらかというと『裏切り者』としてネガティブなイメージが勝ちますね。
まあ、ほとんどの人がそうじゃないでしょうか?
でも今回主役で光秀を演じるのがあの(誠実感あふれる⁈)長谷川博己さんです。

彼が演じる役が悪人?
なわけありませんよね(笑)
「きっと色々あったんやろなぁ」と思ってしまいます。
明智光秀はわりと遅咲きの武将のようで、40歳を過ぎた頃に織田信長のもとで働くようになるまでの半生は謎が多く、ドラマではフィクションも交えてそのあたりを面白くしてあります。
そのオリジナルストーリーがまたすごくて、特に門脇麦さん演じる『お駒さん』の役どころ。

戦災孤児で京都の町医者の助手。
ひょんなことから明智光秀と出会い、そして幼いころ火事にあった時に命を助けられたのが光秀の父だと知り…
あの織田信長の奥さんとも親友になり…
若かりし頃の徳川家康に自分が作った薬をプレゼントしたり…
まだ何者でもない頃の豊臣秀吉に偶然出会い文字を教え、恩人と慕われ…
公家の関白殿下や室町幕府最後の将軍になる足利義昭や堺の豪商なんかとも遭遇して普通に話をしてたり…
歴史上の人物と出会いすぎ!
しかも結構影響与えてる…
駒さんいったい何者⁈
すごくスーパーな一介の町娘ですよね(笑)
いくら何でも!
という設定ですが、まあ、面白ければいいと思う派です。
ドラマなんですし^ ^

話が逸れましたが、この原稿を書いている時点での話の進み具合がちょうど光秀が信長の元で働くようになり、さあこれから世に出ようか、というところ。
今後、信長に反旗をひるがえすまでのその「何故?」が描かれるわけです。
このタイミングで、これから舞台になるであろう場所をいくつか巡ってみました。
【京都亀岡大河ドラマ館】(亀岡市)昨年完成したサンガスタジアム内にあります。先ずはここでドラマの世界観を体験。


【亀山城址】(亀岡市)光秀の城。本能寺の変を決意し、この城から出陣しました。


【本能寺跡】(京都市中京区)当時は西洞院六角あたりにありました。今は石碑のみ。

【本能寺】カナットのすぐ近く。信長の供養塔もあります。僕もほぼ毎朝ここの境内を歩きます。現在『本能寺の変と天下人』という寺宝展示が開催され今ているので観てきました。(21年1月まで)



【天王山】(京都府大山崎町)光秀が秀吉と天下をかけての戦い、そのキーポイントになったのが天王山。登ってきました。


各地巡って感じたのは、
亀岡は明智光秀びいき、
本能寺は完全に織田信長側、
天王山は豊臣秀吉が主人公の物語…
当たり前と言ったら当たり前ですが
“それぞれの側に立った歴史”
が記してありこれも面白いです。

明智かめまる【亀岡ゆるキャラ】(ひそかにゆるキャラあつめてます^^)

『シューラスクがくる』 ネーミング(笑)
でもめっちゃ美味しかったのでおすすめです^^
『本能寺と天下人』(本能寺・信長展 これは信長だそうです)

『秀吉の道』(天王山登山道の各所に秀吉が天下を取るまでの絵がかかげてあります)

ところで同じく日曜の夜のもうひとつの楽しみであった半沢直樹。
視聴率も凄かったようですね。
その最終回でのやりとりもグッときました。
白井国交大臣(江口のりこ)が、恐い怖い上役設定の政界のドン美濃部幹事長(柄本明)に反旗をひるがえした場面。
白井大臣は半沢直樹の奥さんである花ちゃん(上戸彩)からもらった桔梗の花を大事にポケットに忍ばせていました。
『桔梗』といえば…
そうです。
明智光秀の家紋であり旗頭のシンボルです。
『麒麟がくる』の同じ日の回にもその桔梗の紋をクローズアップしている場面がありました。

『麒麟』と『半沢直樹』が『桔梗』でつながってましたね。
半沢直樹の脚本にやられました^ ^
そして花ちゃんが言った桔梗の花言葉は
『誠実』
半沢や白井大臣がこの言葉のとおり、自分の信念をとおして謀反した姿と、『麒麟がくる』での光秀のこれからがかぶってみえるのは僕だけではないと思います。
あの“誠実”な『長谷川光秀』がこれからどのようにして本能寺の変を決起していくのか…
『光秀の1000倍返し!!!!』
今から楽しみです。
ここまでお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
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