
2018年1月15日(月)
カナットの手づくり雑貨部門である
『かなっと本舗』が『百万遍さんの手づくり市』に
一日出展させてもらいました!

(※『百万遍さんの手づくり市』とは…
京都市左京区百万遍・知恩寺で毎月15日に開催され、
手づくりによる、クラフト品、服飾、雑貨、食品他、
ありとあらゆるショップが400店以上も軒を連ねる市で、
ここから有名になられた作家さんも多く、
全国の手づくりマルシェの先駆けとして有名)
カナットとしては7年ぶり3度目。
すごく久しぶり、
カナットメンバーwithオカンのコラボです。
人気の市なので出展許可は前もってハガキでの抽選。
年明け早々に結果が分かり、
それから一気に準備に取り掛かりました。
創作意欲が旺盛でウズウズしていた、
カナットマザー・オカンにこの時点で編み物系作品の増作を依頼
カナットスタッフは布バッグの自作プリントをする事に。
といっても私達はサロンの営業が本職。
作業は営業終わってからです。


今回は特に日程がタイトで、
作品作りや準備は前日の深夜までかかってしまいました…
出展経験のある方はご存知かもしれませんが、
この市は境内での出展場所(ブース)が予め決まっておらず、
早朝から、場所を確保ために多くの人が門前で待機します。
いわゆる『場所取り』。
毎回それが結構ドキドキで、
前の晩からプレッシャーです。
(場所取り係:カズヒコ)
前日も間際まで準備に追われ、
就寝がAM1:40。
つかの間の睡眠
起床目標はAM2:40。
何とか起きれて眠さと闘い出発!
知恩寺門前に着いたのはAM3:50。

まだ門は閉まってるけどすでに何人か並んでいます。
この時気温はマイナス2℃。
ひたすら門前で待機。
(超極暖ヒートテック&背中にカイロ3つ貼って完全防備も、寒い!)
AM5:00、一斉に開門!
緊張の一瞬です。
各自、境内の出したい場所に散らばり、
お目当ての場所で待機。
何とか狙っていた辺りの場所を確保できました!
(『かなっと本舗』前2回とも居心地良く過ごせた向かって右側の保育園の近く辺りが狙い)

AM6:00のテント設営OK時間までその場で待ちながら、
この日一期一会の『ご近所さん』になる周りの方達と自己紹介をしたり、
アドバイスをもらったりして設営OKの6時まで過ごします。
(6時にナオヤさん、マリチャン、オカン、兄(送迎)が商品や荷物を持ってきてくれる段取りです)

(全員が合流。店舗を準備開始。まだ暗い!)


(手分けして商品を並べていきます)


(だいたいこんな感じでしょうか)

(オカン、「商売繁盛」の仏様頼み…)
今回のご近所さんは…
左どなりは 場所確保の際に最初に親切にアドバイスをくれた、お洒落な洋服や小物等を販売のお姉さん。

背中合わせのお店はピアスなどのアクセサリーのお店、
斜め後ろはクッキー&可愛い箱バッグのお店。
斜め向かいはコーヒーショップ。
皆さんすごく気さくに話してくれ、いい方でした。
そして右どなりは『tamayuu』さんという、
布雑貨など、女子力をくすぐるとても可愛い作品を販売されているお店。
この方には朝にテント設置に手こずっていたのを手伝ってくださったりと大変お世話になりました。
『tamayuu』さんは時々色々な市に出されているということですが、
さすが手際の良さに関心したのはもちろん、
とても物腰が柔らかく人間性も素晴らしい方でした。
ファンが沢山おられるのも納得です。

(マリちゃん、お気に入りを見つけたようでこちらで購入☆女子力UP♪)
過去二回の時もそうでしたが、
今回も『ご近所さん』に恵まれました^ ^
手づくり市に出店して改めて感じたのは、
それぞれの個性を発揮した作品を
『作り手が売る』。
すなわち、
自分が大事に作ったものを『お嫁に出す』という感覚に近く、
商品に対して愛着を持って販売されている事です。

当然、作ったものに責任を持って使い方を説明したり、
アフターサービスも大事にされていたり…
買い手も手作りが好きな人も多く、
作り方や素材の話題にもなったり…
そういう、『売り手』と『買い手』とのやりとりも醍醐味のひとつ。
なので、買い手としては自分のお気に入りに出会う楽しみと、
それを作る『人』との出会いでもありますね。
(私達のように本職の都合上、頻繁に出せないビギナー出展者にとっても、たまたまご近所さんになった他の作家さんとの『出会い』もまたひとつの楽しみでもあり…)

『かなっと本舗』もカナットマザーが心を込めて編んだ編み物雑貨や、
私達が夜な夜な自作プリントした布バッグを販売しましたが、
興味を持って手に取ってもらっただけでも喜びが走ります。
買ってもらえたときにゃ、そりゃぁもう。。
声が弾みます(笑)
一緒に販売していたカナットマザー・オカンも大喜び。
手づくり市ならではの喜びですね。
今の時代、機械化されたり海外で大量生産されたものを安く手に入れることは難しくありません。
でも、
「作り手の想いのこもった作品を直接売る…」
「この人の作ったものを買いたい…」
そんな、ものづくりや商売の原点があるような気がします。
手づくりのぬくもり…
私たちの仕事にも通じますね。



特にこの『百万遍さん』は
歴史、人気とも手づくり市の中でも特別と言われるように、
お寺の空気感も含めてとても雰囲気もいいのです。
(お坊さんの面白説法もあったりして…オカン興味深々)
楽しい時間はあっという間。
カナットメンバーとオカンのとても長くて短い思い出に残る一日を過ごすことが出来ました☆
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