カナット通信~kanatt blog~
京都のヘアサロン kanatt スタッフのブログ
【湖都から古都へ】 カナニャンと巡る琵琶湖疏水サイクル日記
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先日、小学4年生の授業参観に行く機会がありました。
その日は社会科の授業で、社会見学で訪れた[水環境保全センターの仕組みについて発表する]という内容。
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『水の循環』という身近で大切なテーマ。
飲み水・風呂・トイレの他に、我々美容師はお店でもシャンプーや洗い物などに水は不可欠。
この日の授業参観で、改めて水の大切さに気付きました。

これを機に、小学4年生の社会科の教科書『わたしたちの京都』をパラパラめくると・・・。
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こんな感じで
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『くらしと水』から始まり
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(※琵琶湖の水位1mmが京都市1日分の水道水の量になるそうです)

水・ゴミ・安全なくらしなど、身近で興味深い内容がズラリ。

さらに、京都市民には馴染み深い『琵琶湖疏水』についても詳しく掲載されています。
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子供の頃、滋賀で過ごした僕も、当時 社会見学で蹴上のインクラインに訪れ、琵琶湖疏水について学んだ記憶があります。

つい先日も、学校から {次回の社会見学のお知らせ} のプリントを持って帰ってきました。
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場所 : 小関越え
目的 : 琵琶湖疏水やインクラインの見学を通して、今も残る琵琶湖疏水の様子を知り、先人の努力や願いに触れる。

「小関越え」・・・僕自身、長年 京都と滋賀に住んでいますが、恥ずかしながら この時初めて目にした地名。

『小関越え』とは
大津と京都山科を結ぶ道で、現在の国道1号線が通る逢坂山が「大関越え」
それの北側を通る裏道で、三井寺~山科の四宮を通る道を「小関越え」という。

そこで、浮かび上がったキーワド3つ。
・琵琶湖疏水
・大関越え
・小関越え

以上3つのキーワドを、実際にサイクリングで巡り 先人の努力や願いに触れてみることにしました。
(この季節は、色味が地味な写真ばかりなので、一足早く疏水沿いの『お花見』スポットもご紹介します)

今回のサイクリングコース(往復:約20km)
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往路・・・三条大橋~蹴上~山科~逢坂山~浜大津 (約10㎞)
復路・・・浜大津~(琵琶湖疏水に沿って)三井寺~小関越え~日ノ岡~蹴上 (約10㎞)

※通過タイムは参考まで・・・。
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<7:00>三条大橋をスタート 
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<7:15>蹴上 (北山方面は雪で真っ白でした)
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<7:25>地下鉄御陵駅 (琵琶湖疏水レンガ工場跡)
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<8:00>逢坂山関跡
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≪カナニャンの史跡案内≫
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『逢坂の関』
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東海道と中山道の2本の街道が逢坂関を越えるため、交通の要となる重要な関であった。
百人一首に登場する蝉丸の句で有名。蝉丸は平安時代に逢坂山で暮らしたとされる。
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さらに、清少納言も逢坂の関にまつわる句を詠むなど、知名度は全国区。
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逢坂関には蝉丸神社があり、盲目の琵琶の名手蝉丸にあやかり音曲諸芸道にご利益があるとされる。
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<8:20>坂を下って浜大津手前の関蝉丸神社 (参道を線路が横切り、鳥居と遮断機がマッチング)
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<8:35>浜大津到着
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目の前に広がる琵琶湖。停泊する「ビアンカ」 浜大津ならではの風景。
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<9:15> 浜大津出発 (琵琶湖疏水のスタート)

≪カナニャンの史跡案内≫
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『琵琶湖疏水』
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明治2年、明治維新により東京遷都が断行され、京都はそれを機に人口が減り始めた。
江戸時代の56万人から明治には23万人へ・・・。
そんな沈んだ京都に活力を呼び戻すための一大プロジェクト。
「琵琶湖の水を京都へ!」
実現すれば、膨大な量の水道用水・農業用水・工業用水の確保をはじめ、営業用として日本初となる水力発電が京都府内の産業を潤し、さらに水路を使った産業運輸が確保される。

総工費当初の予定60万円の2倍となる125万円。
現在のお金に換算すると、約1000億円という巨額事業。
明治18(1885)年着工・5年後の明治23(1890)年完成。

<9:20> 大津閘門 (この水が疏水によって京都市内へと運ばれます)
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※桜の季節はこんな感じです
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疏水に沿って真っ直ぐ進むと、三井寺へ。
※三井寺は桜でも有名
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<9:25> 琵琶湖疏水 第1トンネル 入口 (全長2436m 当時は日本最長を誇りました)
各トンネルの上部には、著名人の筆による彫刻が施される。
最初の第1トンネル入口には、伊藤博文の筆による『気象万千』の文字
<気象万千(きしょうばんせん)・・・様々に変化する光景はすばらしい>
※桜の季節はこんな感じです。
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<9:35> 小関越え (車通りも少なく いかにも裏街道の雰囲気)
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<9:55> 峠のお地蔵様 (約20分頑張れば越えれます)
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<10:00>ここから先は ほぼ下り。
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<10:05>琵琶湖疏水・第1竪抗
この竪穴を掘ることで、トンネル工事を早めたり、トンネル内に空気や日光を取り入れることができる。
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<10:15>第1トンネル 出口

<10:20>山科方面を見下ろしながら、散歩やジョギングに最適(疏水沿いはずっと桜並木)
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※冬場は水量を少なくし、水路の補修する期間だそうです。

<10:30>安朱橋 (この付近は桜と菜の花の名所)
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<10:35>安朱橋から北へ坂を登ると、紅葉で有名な『毘沙門堂』
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※毘沙門堂の紅葉
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<10:55>琵琶湖疏水 第2トンネル

<11:05>琵琶湖疏水 第3トンネル
ここに架かる小さな橋は『日本最初の鉄筋コンクリート橋』だそうです。(記念碑もあります)
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『日本最初のコンクリート橋』にて。
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第3トンネルを通り、蹴上へと・・・。
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<11:15>蹴上 ねじりマンポ
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<11:20>南禅寺 水路閣
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≪カナニャンの史跡案内≫
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『南禅寺水路閣』
琵琶湖から蹴上を経由した水は<疏水分線>である水路閣を通り、哲学の道方面へと流れる。

『蹴上インクライン』
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傾斜面にレールを敷き、動力で台車を動かし、船・貨物を運ぶ急傾斜鉄道。


最後に、動物園の傍にある『琵琶湖疏水記念館』へ。
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琵琶湖疏水竣工100周年を記念して、平成元年8月に開館したした施設。
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琵琶湖疏水の歴史や役割・先人の偉業の顕彰・京都の未来への発展をテーマにした展示。
(入場無料)

内部の詳細は撮影不可のためパンフレットの画像です。
今回初めて訪れましたが、気軽に琵琶湖疏水の歴史に触れることができます。
琵琶湖疏水を利用し、日本で初めてとなる水力発電のしくみや資料映像などたくさん。
(ジオラマ&模型のクオリティが高いので必見です)

蹴上を経由した琵琶湖の水は、この施設に併設されたこのトンネルから流れ出て
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京都市動物園方面へ
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岡崎界隈もお花見スポットです
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今回、駆け足でご紹介した琵琶湖疏水。
実際に訪れることで先人の努力や願いに触れられた気がしました。
また、身近なテーマ{水の循環}や{琵琶湖の環境維持}の大切さにも気付いたような気がします。

【Mother Lake】と称される琵琶湖。
京都市民にも多岐にわたり恩恵をもたらせてくれていることを実感しました。

今回は、自転車で一気に巡りましたが、暖かくなったら疏水沿いをウォーキングで巡るのも良いかと思います。
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三井寺・山科・岡崎と、疏水沿いには桜並木がたくさんありますので、今年のお花見にいかがですか?(^-^)
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【2017/03/10 17:11】 | NAOYA(岸田直也) | トラックバック(0) |
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