カナット通信~kanatt blog~
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『野球の国・ニッポン』〜高校野球 ちゃんと聴いたら見えてきたもの〜 [KAZUHIKO]
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2017.4
先日のWBCサムライジャパンの熱戦に続き、
史上初の大阪決勝に沸いたセンバツ高校野球。
そしてプロ野球が開幕しました。

実は去年から、息子(9歳)が
野球に興味を持ち始め,
一緒に観戦する機会が増えた事も手伝い
その面白さを再認識しております。

とは言っても私達世代は、
子供の頃の遊びといえば野球。

クラブやリトルリーグに入っていなくとも、
普段の子供同士の遊びの中で野球と接してきた
『準・野球少年』も多いと思います。

私も例にもれず、夏場は毎日のように
近くの神社で野球をしていました。

当然、専門の監督やコーチなどいませんが
いつも近所の上級生がお手本です

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(剣道少年は野球も大好きでした)

みんな贔屓のプロ野球球団のキャップをかぶるのが
スタンダード。
やっぱり関西。まわりは阪神が多かったですね。

ちなみに、虎党家族の中で唯一、
巨人ファンだった私のヒーローは『王貞治』。
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(お気に入りの王選手のTシャツで・9歳頃)


息子(何故か阪神ファン)と野球の話をしたり、
実際に球場で観戦したりしていると、
プロ野球や高校野球を
ワクワクしながら見ていた当時を思い出し、
ちょっと懐かしい気もします。
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(この時代にもいろいろドラマがありましたね。
              甲子園歴史館にて)


今年の春のセンバツ。
息子と計5試合、甲子園球場で観戦しました。

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高校野球の面白さは選手達の
一生懸命なプレーにあることは
言うまでもありませんが、
その『応援スタイル』もまたひとつ。

今回はその辺りを考察してみたいと思います。


(ブログの副題『〜高校野球 ちゃんと聴いたら見えてきたもの〜』の『ちゃんと=チャント』とは『応援歌や掛け声』を指します)

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ここからが本題です。

高校野球の応援といえば応援団&チア、
そして『ブラスバンド』。

甲子園球場では各校、一塁側、三塁側に分かれ
それぞれの、『アルプス席』に陣取ります。

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あのブラバン演奏に合わせて
掛け声をかけるスタイルは
それ自体がもう、
『日本独特の野球文化』と言って
過言ではありません。

そこで数ある応援曲の中で、
私の独断と偏見で勝手に選んだ名曲紹介を。。

【定番曲編】

『あまちゃんのテーマ』
https://www.youtube.com/watch?v=jrJfAbdoqf0
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数年前から完全に定番化した感じ。
軽快さもあって凄く盛り上がります↑


『狙い打ち』
https://www.youtube.com/watch?v=58UzA6vNQSY
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ご存知「ウララ〜ウララ〜」です。
『サウスポー』と並んで40年前の曲なのに
今だに懐メロ系の定番。
現役高校生は原曲を知ってるのでしょうか…


『エルクンバンチェロ』
https://www.youtube.com/watch?v=76jM8d7Pckk
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個人的に大好きな曲。
アップテンポな曲でいかにも勢いがつきそう。


『アフリカンシンフォニー』
https://www.youtube.com/watch?v=Uo9dhB3sjmE
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アメトークの高校野球応援曲で1位に選ばれたほど
各校に人気。勇ましい曲。智弁和歌山がオリジナル。


『コンバットマーチ』
https://www.youtube.com/watch?v=hfQdng1BlwE
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子供の頃から、「高校野球といえばコレ!」
というマイベスト。
ポテトチップスで言えば
『うすしお』のような位置づけ。
どんなに新しいのが出てきても私の中では
永遠の1位は動かないでしょう。
早稲田が発祥のマーチです。

上に挙げたのはどれも定番曲ですが、
それ以外にもX JAPANの『紅』、『海のトリトン』、
『宇宙戦艦ヤマト』なんかも今だ健在。



あと、『新定番候補』として、
今年のセンバツ行進曲にもなった星野源氏の『恋』。
https://www.youtube.com/watch?v=9V61kP1SJz4
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チア応援にははやっぱり『恋ダンス』が入り可愛さも。
意外と掛け声ともマッチするのです。
今後も定着するでしょうか。。
(滋賀学園の野球部員の応援はいつも最高です☆)


あと、高校野球の強豪校は、
ブラスバンド部でも名門な学校も結構あり
(大阪桐蔭、常総学院、習志野など)、
同じ曲目でも楽器の数や種類も多くて
演奏の奥行き感、クオリティも素晴らしく、
それを聴きに行くだけでも価値があります。

例えば大阪桐蔭の『スターウォーズ』なんかは圧巻!
https://www.youtube.com/watch?v=Ido16Sb3Xj8
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【定番曲・その他】
おそらく今までで最も多くの学校で
採用されて吹かれてれてるだろうと
思われる曲があります。

『天理ファンファーレ』
https://www.youtube.com/watch?v=argbF23Ae3k
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このフレーズを聞くと
「チャンスで味方がヒットを打った!」
というイメージが反射的に思い浮かぶのは
私だけではないはず。
ある意味『キング オブ・・・』
ではないでしょうか。。



【魔曲編】

昔からよく、「甲子園には魔物が棲んでいる」と
言われます。

『魔曲』というのはその
『魔物を呼び起こす曲』の事を指します。

高校野球では、土壇場でとんでもない逆転劇が
起こる事もしばしばあり、

例えばどちらか一方がリードしていて、終盤、
追い上げている(リードされている)ほうの攻撃。。

観客の心理として、
応援団以外の一般のファンはやはり
『追い上げる側』に肩入れする傾向があるようです。
(接戦願望?)

選挙なんかでもよくありますね。

そういった場合、『浮動票』が一気に
『追い上げる側』に流れ、
球場全体が異様な雰囲気に包まれます。


甲子園球児といえどそこは高校生。
守る側にはどうしようもない圧力がかかり、
よほど心臓に毛が生えている投手じゃない限り
動揺します。

「リードしているはずが、
    流れは完全に向こうが押せ押せ」

そういう場面にあの 『魔物』が現れます。



甲子園に伝わる、有名な『魔曲』を
いくつか紹介しますと…

先ず古いところでは
天理高校の『わっしょい』
https://www.youtube.com/watch?v=SjCcsZxy2og
00-tenriwa-hqdefaultV2X5OK27.jpg
天理が常に上位進出してた頃、よく聞きました。
ゆっくり、重厚感のある演奏から始り、
いつの間にかテンポが早くなっていくので、
相手投手にとっては調子をつかみずらいでしょうね。

2つめは
平安高校(龍谷大平安)の『怪しいボレロ』。
https://www.youtube.com/watch?v=GngWdZl6wSw
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名前のとおりとても怪しく(笑)
いかにも『魔物』を呼び起こしそう。
でも、何故か「かっこいい」のです。
こういう自前の曲を持っているのはさすが
京都が誇る 『老舗 HEIAN』 の貫禄ですね。


そして、
今『魔曲』として広く認知されている曲として、
智弁和歌山の『ジョックロック』
https://www.youtube.com/watch?v=FUvEIFNIf8E
00-jock-hqdefaultMO00RUUK.jpg
「これがかかると何かが起こる」と恐れられています。


また、記憶に新しいところでは
去年の夏の甲子園大会、東邦vs八戸光星戦で、
超メガ級の『魔物』が現れました。

高校野球史に残る大逆転劇。

9回2死、東邦絶対絶命かと思われた場面。
『逆転劇』を期待する大観衆を一気に味方につけて
球場全体が、追い上げる東邦の手拍子&大合唱に変わりました。

東邦には押せ押せ、

八戸光星投手にとっては完全アウェー

一種異様な雰囲気を作り出し
まさかの大逆転に導いた曲は

『ロッテのチャンステーマ(モンキーターン)』。
https://www.youtube.com/watch?v=JOZSJNUJC8I
00-toho-hqdefault.jpg


『魔曲効果』を期待してか、
今年のセンバツでも多くの学校が
チャンスの場面でこの曲を取り入れていました。

~~~~~~

野球は試合の『流れ』が
勝敗を大きく左右するスポーツです。

特に高校野球の観客は、
どちらかの応援団でない限り、
『野球』そのものが好きなんですね。

流れ次第で肩入れする側も変わるもの。

このように一般観客の気まぐれともとれる心理は

言い換えれば

最後まで諦めずに、
懸命にプレーしている球児に心を動かされ、
そこにいる多くの人に
波及していくのではないでしょうか。

高校野球で時々起こる、奇跡とも思える逆転劇…

『甲子園の魔物』は案外、
純粋に野球が好きな、
『人の心の中』にいるのかもしれませんね。


「最後の夏、まだ終わらせない!」

と、どんなにリードされていても決してうつむかず、
あえて笑顔でハツラツとプレーしようとした
東邦ナインの頑張る姿が観客の心を打ち、
誰からともなく手拍子と
『タオルまわし』のつむじ風をつくり、

それが一気に竜巻のように発展して
球場全体をのみ込んでいった様子は
しびれるようでもあり、勝負の怖さでもあります。


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実際、球場で野球観戦すると率直に感じることは、

「すごくうらやましい」  のです。

こんな、地鳴りのような大声援で
自分の名前をコールして応援されたら
そりゃぁ 嬉しいやろうなと。

学生時代、
部外の一般生徒が応援に来るなど皆無な
剣道部に所属していた私としては実にうらやましい。。

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(今春、21世紀枠で出場した
    中村高校の応援などは鳥肌ものでした)


甲子園の一般観客の中には
多くの丸坊主の『野球少年』を見かけます。
(『真・野球少年』といいましょうか)

彼らは実際の選手のプレーを見て
憧れを抱くのはもちろん、

「こんな応援されたらうらやましい!」
「いつか自分もここに立ちたい!」

という思いも持って帰り、そういうのも
日々の練習のモチベーションになるんでしょうね。

少子化や、野球が出来る広場が少なくなり、
『準・野球少年』は減っているのかも知れませんが、
こうして次世代に確実に受け継がれているのを
感じます。

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『球春到来(きゅうしゅんとうらい)』
プロ野球のキャンプがはじまり、
センバツ高校野球が話題になる
3月初旬によく聞く言葉です。

『球春』が俳句の季語として
認められている国にいる幸せ。。

『ベースボールの母国』といえばアメリカ。
そのアメリカから伝わり、
数々の名場面を積み重ね、
応援スタイルも含めて
独自に磨かれて発展してきた
『野球の母国』は間違いなく 
ニッポンのような気がします。


PS.去年より息子に影響されて
  阪神ファンになりつつある今日この頃。
  秋まで楽しみたいと思います。

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【2017/05/09 00:13】 | KAZUHIKO(岸田カズヒコ) | トラックバック(0) |
奈良に行くなら [KAZUHIKO]
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2017.1.11
お正月に奈良に行ってきました。

皆さん奈良って行った事ありますか?

関西圏で育った人の多くは、
小学校行事の遠足 もしくは
修学旅行とかで行った事があるんでは
ないでしょうか。

もう少し遠方の人達からすると、
中学校か高校の修学旅行で
『京都・奈良』という人も
多いと思います。

僕も例にもれず、
初めて行ったのは確か小学校5年生の時、
学校から行ったバス遠足。

『奈良の大仏』をみて、
そのデカさに度肝をぬかれたのを
覚えています。

そしてその次が中学生だったかで
『法隆寺』に行ったような気がします。

では、大人になってからはどうでしょう?

実際僕も、
じっくりと『奈良観光』する事は少なく、

京都からは一時間そこそこで行ける
隣県にも関わらず

どちらかというと
『近くて遠い』 という感覚があります。

歴史はキライではないですが、
飛鳥時代とか奈良時代って
昔過ぎて…

というのもあるかもです。

そこで久しぶりに
『法隆寺』→『奈良公園(春日大社)(東大寺)』
という超定番のコースを
巡ってみました。


先ず『法隆寺』。

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さすが日本の世界遺産第1号です。

拝観料1500円。
ちょっと強気な設定。

去年の1月にそれまでの1,5倍に
値上がりしたそうです。

それには理由があるようで…

その一つが、
境内の建物や所蔵されている
数多い文化財の維持や補修に
かなりのお金がかかる事。

あと
少子化の影響で小中高の児童・生徒の
団体での来場者が年々減っている事。。

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(『エンタシス』。柱の真ん中がやや太いって歴史の教科書で習いませんでしたか?)

確かに法隆寺は奈良の大仏とかで賑わう
主要エリアからは
電車やバスでも数十分かかるほど
ポツンと離れたところにあり、
京都か大阪で宿泊した場合は
両方行くのはスケジュール的に
ちょっと忙しいかも。。

修学旅行の行先が多様化した背景も
あると思いますが、
少子化の影響がこんなところにも。。

でもまあ、小中学生からしたら
どっちかと言えば
法隆寺よりもUSJ行きたいかなと…。

実際、今は京都の小学校からのバス遠足で
奈良には行きません。


とはいっても
『世界最古の木造建築』だけでなく、
数多くの国宝級の所蔵品
年季のはいりようは

そんじょそこらのものとは

「古さが違います!」


“興味がある人には”
見応えがあり1500円の拝観料にも納得…

かも知れません。

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(法隆寺・夢殿)




それから『奈良公園』。

『興福寺』の五重塔を通り
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初詣出の参拝者で賑わう
『春日大社』から

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(春日大社)


『若草山』のふもとを通って…


『東大寺』へむかいます。

奈良の神社やお寺は広い広い。。


歩きごたえがあります。

寄ってくる鹿を避けながら。。

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(ちなみに奈良の鹿は「神様の使い」らしいです。邪険に扱ってはいけません。が、苦手なものは苦手…「こっち来るなよ〜」と距離をおきながら)

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三月に春の訪れを告げる行事
お水取りで有名な『二月堂』に寄って

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(二月堂)


最後は『大仏殿』。
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圧倒的な存在感。

法隆寺が『世界最古』の木造なら
こっちは『世界最大』です。

奈良の大仏を見るのは4回目になるけど、
何回見ても「デカイ!」のひとことです。

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他の古いお寺にも言える事ですが
機械の無い時代に
こんなものを作った昔の人って

本当に凄いなと

改めて感心します。

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(東大寺・南大門)

同じ古都でも、
奈良には京都とはまた違った趣きが
ありますね。


余談ですが、

奈良に来て「何か奈良らしいものを…」と
思いましたが、

そういえば奈良の名物ってなんでしょう?

京都ならすぐにいくつか思い浮かぶんですが。。


そういうところも

『近くて遠い』 奈良。


「何かおいしそうなものは…」と、
土産物店をのぞいてみたところ
目に入ったのが…

『鹿のふん』(チョコ豆のお菓子)

『大仏様のはなくそ』(ポン菓子を黒糖で固めたもの)

などなど。。

「う〜〜ん。。。」

やめときました。

(もっと調べとけば。。)



ともあれ、陽気にも恵まれ
気持ちのいい散策ができました。

奈良はとても奥深く
あらためて知る 魅力いっぱい☆

テーマパークもいいですが、
今の小中学生にもこういう
『本物』に行ってみるのも価値があると
今更ながら思うのです。

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【2017/01/11 15:21】 | KAZUHIKO(岸田カズヒコ) | トラックバック(0) |
京都 de 涼 [KAZUHIKO]
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2016.7

毎日暑いですね。
今夏は記録的な猛暑になるとか。。

こちら京都も、「盆地特有のむし暑さ」に、
とけてしまいそうです。。

そこで、
「少しでも涼を求めて…」

先日、いくつかちょっと出かけてみたレポートです。

先ず、「京都の夏の祭」といえば
何と言っても『祇園祭』。

今年は休日と重なったのもあり、
例年よりも格段に多い人出。

クライマックスの「山鉾巡行」は
カナットのすぐ近くを通るので、
前夜の「宵山」に出かけました。

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今年は初めて「鉾」に上らせてもらうことが
出来ました。

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『長刀鉾』初体験です。

「会所」と呼ばれる建物の二階から
上るんですが、この「会所」は祭の期間中、
祭壇や色々な装飾品などが展示されて
いて、これも見応えがあります。

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「祇園祭」は毎年ずっと見ているようでも
知らない事が多いです。

いい経験&記念になりました。

ちなみに次写真は
「後祭」山鉾巡行の様子です。

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別のある日…

「涼を求めて」京都市内北部にある
『鞍馬寺』から『貴船』を散策しました。

先ず、叡山電鉄で「鞍馬」へ。

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そこからスタート。

山あいにあるので、
市内よりだいぶ涼しいです。

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鞍馬寺山門を越え、

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「鞍馬の火祭」の舞台である
由岐(ゆき)神社を経て…

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鞍馬寺本堂へ。

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ひたすら石段&登り坂。

ちょっとした山登りです。

ここ鞍馬寺は、京都最強の、
「超」のつくパワースポットと
言われています。

祭られている「尊天」というお方は,
650万年前(←650年前ではない)、
金星から降りたち、その体は
通常の人間とは異なる元素から成り、
その年齢は永遠の16歳である。。


それが「鞍馬天狗」と呼ばれる
天狗と関係していて、
牛若丸に剣術を教えたとされる伝説。


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とか、

他にもいろいろな「伝説」。。

実際、変なオブジェみたいのがあったり、

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「お寺」なのか「神社」なのか
わからなくなる瞬間もありますが。。

参るときはそのような「⁇」や「疑い」、
「邪念」のようなものはひとまず置いといて、
素直な心で、「信じて」参るほうが
いいんだと思います。
たぶん。きっと。

更に奥に奥に山を登り、
「奥の院」へ。

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牛若丸が修行したと伝わる
「木の根道」
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牛若丸が背比べをしたと伝わる
「せくらべ石」
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そこから貴船にぬける道は
ひたすら下りです。

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膝のふんばりが必要です。
(ここで2度ほどコケました。。)

そして京都の奥座敷と呼ばれる
「貴船」にたどりつきます。

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貴船は本来ならもっと
涼しく感じられるんでしょうが、
たまたま祝日という事で、すごい人出。
人、人、人…。
参道は渋滞…。
(行かれるならば平日をおすすめします。)

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でも、 さすが貴船。
川の近くは冷んやりします。

鞍馬から貴船へぬける道中
ほとんど山登り。

「涼」を求めて向かった先で、
結構いい汗かきました。。


そして別の日。

下鴨神社の『御手洗祭(みたらしまつり)』に
行きました。

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別名「足つけ神事」と呼ばれ、
7月末の「土用の丑の日」の前後に、
境内にある
「御手洗池」(湧き水でめっちゃ冷たい)
に足を浸して無病息災を願うという、
誰でも参加できる祭です。

(「みたらし団子」の語源になっている祭りで、
もちろん、みたらし団子を食べるのが通例デス)

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どんなに暑い日でも、
池の冷水に足をつけ、
上がってくると、冷んやり、
すがすがしくて気持ちいいです。

これぞ「涼」。


まあ、昔から暑いであろう京都の街。

先人も「涼」を求めて
いろいろな工夫をしていたんでしょうね。

それが「川床」であったり、
「足つけ」であったり。。

どれだけエアコンの時代になっても、
そのような、知恵や工夫は無くならずに
続いていってほしいと思います。

そんな事言ってる僕も、川床とか
ほとんど行った事ないですが。。

まだまだ酷暑は続きそうですが
皆様も上手く「涼」をとり、

少しでも涼しく、
夏をのりきって下さいね。


PS、冒頭の写真で持っているのは
   祇園祭の「ちまき」です。
   菊水鉾のはおとなり様に
   岩戸山のはお客様に
   それぞれいただきました。
【2016/08/07 00:27】 | KAZUHIKO(岸田カズヒコ) | トラックバック(0) |
天下分け目の。。[KAZUHIKO]
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皆様、いきなりですが質問です。

うどんのだしは濃いめでコクがある
「鰹だし」が好きですか?

それともあっさりとした旨味の
「昆布だし」が好きですか?

もう一つ、

よく使うのは
「アホ」or「バカ」どっちですか?

3つ目。

日本を「東日本」と「西日本」で分けるとすると、
どこを境界で分けますか?

。。。。。。。


まず3つ目の質問。。

何となくの感覚では、

「岐阜県は西日本」ていうのは違和感があるし、
滋賀育ちの身としては「滋賀県は東日本」は
絶対違う気がする。。

なので岐阜県と滋賀県辺りが境界ではないかと、
私は考えます。

(上下にある福井県&三重県は…
微妙…ケースバイケース?)

1問目と2問目に関しては昔、
某テレビ番組、探偵Nスクープなどで検証
されていて、一応の学説があるようで、
その「境界線」に位置する
のが、やっぱり、

岐阜と滋賀の県境、『関ヶ原』。


そうです、そこは『関ヶ原の戦い』があった場所。


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ココからが本題です。

『関ヶ原の戦い』に関しては
教科書に必ず出てくるように、
ほとんどの方がご存知だと思います。

(歴史全く興味ない〜という方はごめんなさい)

ざっとおさらいしますと…

今から約400年とちょっと前。

戦国武将・織田信長が天下統一を目前にして
家来の明智光秀の裏切りで
命を落としました。

『本能寺の変』です。

すぐに光秀を討ちとり、
信長の後を継いだ
同じく家来の豊臣秀吉が
天下統一を果たしました。

その秀吉が亡くなった後、
その権力の跡目争いがおこって
世の中が真っ二つに割れる事になります。

(秀吉が亡くなった時、息子の秀頼はまだ5歳。
とても政治などできません。誰か「別の大人が
かわりに主導」していくことになります。
裏切りや騙し合いが当たり前のこの時代、
だからモメました。)


それが 『天下分け目の 関ヶ原の戦い』

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東軍リーダー徳川家康vs西軍リーダー石田三成。

勝てば官軍、負ければ賊軍。

西暦1600年、両軍合わせて約17万人が
この一帯に集い、日本史上最も壮大な戦いは、

霧がかる早朝に戦闘開始。

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当初は一進一退の互角。

先に有利な場所に陣取っていた三成側の西軍が
やや優勢たったとの説もあります。


昼頃に動きが。。


西軍についていた1人の武将が裏切り
東軍に味方しました。


小早川秀秋、19歳。


戦い前から家康側に内通していたようですが、
午前中のこの時点では西軍やや優勢との事。

裏切るのも勇気がいります。

元々優柔不断なこの若者は
迷って動けずにいたところ、
しびれを切らした家康の威圧にびびって
やっと動き出す事になります。

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この時、歴史が動きました。

こんな彼でも15000人という軍勢を任されて
いたので戦局が一気に逆転。

次々に東軍側に寝返る武将が出てきて
決着がつきました。


東軍勝利。

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勝負がついたのはお昼過ぎ。
戦闘開始からたった6時間。



歴史に『もしも』はないといいますが、
この19歳の優柔不断な少年の行動一つで、
その後の日本の歴史を大きく変わった事は
確実です。

もし家康側が負けていれば…

当時まだ田舎の一地方都市だった『江戸』に幕府は
ひらかれず、『江戸時代』そのものもないので
『鎖国』もされず、もちろん
『幕末』の出来事もありません。

当然現在の大都会『東京』はなく、
首都は『大阪』もしくは『京都』のままだった
可能性が高いんではないでしょうか?

「結局どちら側に付こうか決めかねて
迷いに迷っていたひとりの少年の
ヤケクソかもしれない決断」が、

その後の歴史を大きく変える。。

おおげさかも知れませんが。

今ある『歴史』って、
案外そんなものかも知れませんね。

この『関ヶ原』が、
日本史を大きく左右する出来事が
あった場所である事は間違いありません。



人もまばらなのどかな農村。
今は各地に「古戦場跡」として
石碑が残されているぐらいですが、

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「つわものどもの夢の跡…」


桜の咲き始めた4月初旬
当時の武将達の想いを想像しながら
この場所を散策してみました。



P.S
ちなみに「西日本」に生まれ育った私としては
やっぱり『西』に思い入れあり、
『徳川の天敵・真田幸村』に扮してみました。
(関ヶ原ウォーランドにて)
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「大一大万大吉(だいいちだいまんだいきち)」

この印象的な印は石田三成の旗印です。

「大(天下)のもとで、一人が万人のために、
万人が一人のために尽くせば、
すべての人間の人生は吉(幸福)となり、
大平の世が訪れる」

という意味です。

これが三成の理想。

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私腹を肥やすタイプではなく、
自身は質素でほとんど無欲だったそうです。

自分が天下人になるつもりは毛頭なく、

上司の秀吉が亡くなり、
それを継ぐはずの幼い秀頼をなえがしろにし
自分の天下にしようともくろむ家康が
許せなかった…

それが彼の正義。

負けて「賊軍」扱いをされた者の宿命として、
後々まで悪いイメージとして語られる事が多い
光成ですが、もし彼の西軍が勝っていたら
その後の日本はどうなっていたんでしょう。。

(最近、石田光成の名誉挽回に必死になっている
出身地の「滋賀県」が、光成のCMを作っていて
とてもイケてると評判です。第一弾、第二弾と
あります。良かったらで結構ですので
YouTubeで「石田光成CM」と検索して
お時間ある時にご覧ください☆)

冒頭の「うどんのだし」の件。
境界線と言われるこの「関ヶ原」のお土産として、
『どん兵衛・東版西版詰合わせセット』が
売ってます。

ちなみに私は関西風「昆布だし系」が好きです

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【2016/04/30 14:28】 | KAZUHIKO(岸田カズヒコ) | トラックバック(0) |
『カナニャン』と禁断の『おかんメール』[KAZUHIKO]
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2016.2/2

『カナニャン』。

コイツです↓
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カナットのお客さんはもちろんのこと、
通りがかりの人や
外国人観光客の目にも止まり、
すでに世界各地にもらわれ
海を渡って行った子も多数います。

ありがたいです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
母である『カナットマザー』の作品です。
そうです『おかん』です。

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(約半世紀前の写真ですいません)

今回はその制作秘話も絡めて
少し書かせてもらいます。


カナットでは、『カナットマザーのハンドメイド雑貨』として
以前から「カナガエルストラップ」をはじめ、
「カナニャン(ストラップ版)」、「ヘアゴム」や「シュシュ」、
時にはニット帽やマフラー等を販売
しています。
(くわしくはカナットのHPをご覧ください)
http://www.kanatt.com/kanatt-honpo.html

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過去の「◯◯周年」の各ノベルティ等も
何百という数にも関わらず快く引き受け
全て作ってくれました。
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011.jpg


私達が掲げている、
「仕事にもサロンにも手作りのあたたかさを…」
という想いを後押ししてくれる、
大切なコンテンツになっています。

そしてちょうど一年半程前、
「そろそろ何か新作を…」と
色々思案していたところ、思いついたのが、

価格的にお客さんがお求めやすいような
「子猫サイズの新しいカナニャン」でした。

そこからカナットマザー=『おかん』との
打ち合わせがスタートします


離れて住んでいるため、やりとりはメールが中心です

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここで先ず最初に『おかん』についての補足を…

五人兄弟の母である『おかん』の
「手芸の才」に関しては
どうやら母方家系のエッセンスを
受け継いでいるものと思われます。

又、数あるエピソードの中から数点
ピックアップして人物像を紹介しますと…

・小学校時の参観日は、午後の参観だと毎回、
 昼休みか掃除の時間から来るので恥ずかしかった。
 (早く来すぎ)

・出かける際は早め早め。
 新幹線などは30分以上前から
 出発ホームにいとかないと気が済まない。
 (心配しんでも乗れるって)

・たまに実家に帰る時、その道中に
 「今どこ?」という電話が必ずかかってくる。
 (そんなせかさんといてー)

要するに、『せっかち』なんですね。
(確かに5人の子育てしようと思ったらのんびりとかしてられへんわね…そういうのがしみついてるのか)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

普段から、
こちらから毛糸や材料を送って制作してもらう
というスタイルが主ですが、
いつも、材料着いたか確認の連絡いれてみると

「もう、編み始めてるよ! いくつか出来てるよ!」と。。

「詳細伝えるまでちょっと待って!」と
ストップをかける事しばしば。

『せっかち』は相変わらずです。


今回の『ニューカナニャンプロジェクト』。
カタチ、サイズはすんなり決まったんですが、
問題は「顔」。

最初に提案したのはこんな感じでした。
(「ちょっとブサキャラ」がテーマで)
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(ちなみに僕は編み物は全く分からないので、技術的難易度は無視しての依頼です。時に無茶ブリあり…)

メール(文字)だけでの伝達って難しいので
ビジュアルを駆使しての伝達

母曰く、
「スケッチの顔、このサイズの編み物で白眼と黒眼を表現するのは難しい」との事。

僕「とりあえず色々方法考えて試してみて」
とその都度、試作の画像を送ってもらう事にしました。

(これを機会に「写メ」の送り方を覚えてもらいました)

注*時々お見苦しい箇所もあるかもしれません
  『おかんメール』すぎる部分は
  恥ずかしいのでモザイクをかけます

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バン!(試作)
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「んー・・・。」
「ないわ。」

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注:画面左側灰色吹き出しのコメントが『おかん』
  右側緑吹き出しのコメントが僕です


それからしばらくの間(数週間)、
原案に近づくように、母なりに色々試行錯誤、
その都度写メで送ってもらい、
指示を出したり、ダメ出ししたり…
の日々が続きました。

(ここから先は映画「ロッキー」の修行シーンに流れてるBGMあたりを流しながらご覧下さいm(__)m)


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「顔」なかなか難航しました。。



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産みの苦しみと言いましょうか。。



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「図書館に行って
猫の目を研究してきます」



「・・・・。」



そこまでした『おかん』に対してでも


心を鬼にして、

ダメ出し。。



「鬼プロデューサー」と言われようとも。。



無常なダメ出し
(オカンごめん。。)


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バランスを伝えるのはビジュアルで。。



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へにしたらいいんだす



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そして修正の
繰り返し。。



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10個以上ダメ出して送り返した事も

ありました。。

(オカンごめん。。)

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やっと光が見えてきました。


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「これで行こう!」というところまできました!


そして。。


やっと。。




バン! (完成ー!!)
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修正と改善を繰り返した結果、当初の原案よりも、

ちょっと眠たそうで気だるい、

脱力系キャラの『ニューカナニャン』

が出来上がりました!

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『イケメン』ではないけど
癒されキャラ

専用パッケージも出来ました☆
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『コンフォート』には、
癒す、なぐさめる、
元気づけるという意味もあります。

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定番の黒猫に加え白猫


そして、カラーバージョン、ボーダーバージョン、
トリコロールバージョンと順にリリースしていき…

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現在に至ります。


商品化に至るまでは『おかん』には
無理難題も押し付けました。

こだわりたいところもあったので。。

度重なる非情なダメ出しにも『おかん』は

「分かった。がんばる!売れたらいいね」と、
文句1つ言わず受け入れてくれました。

『おかん』の想いがつまった『カナニャン』

たまに「売れたで」と報告をすると
すごく喜んでくれます。


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親孝行らしい事など何も出来てないですが、
この「共同作業」が
少しでも『おかん』にとっての喜びに
繋がってくれたらすごく嬉しいです。

最近、痛いところもあるようですが、
いつまでも元気で

そしてみんなを笑顔にする作品を
これからも作り続けて欲しいと願っています。

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【2016/02/02 12:53】 | KAZUHIKO(岸田カズヒコ) | トラックバック(0) |
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